ランタン山域(ネパール)トレッキング日々の記録 2006年1月3日

1月3日

 7:45、起床。ホテルに残していく荷物とその他に分け、整理した。朝食は、NEXの前のバーガーキングにしようと出かけて行ったら、まだ閉まっていたため、ホテル近くのベーカリーで、ピザパンとチョコクリームのパン、紅茶、フルーツジュース、計約220Rsで済ます。近所の本屋(昨日、地図を買った本屋)で、エベレスト街道とアンナプルナの地図を買う。昨日と同じ12%引きとする。通りの店を見て歩く。絨毯と木彫りの店でWallnut cracker (Wallnutの木製)を二つ買う。1600を1400Rsまで値切る。店員が、カシミールのスリナガル製と言っていた。木の根の近く、黒っぽい部分を使ってあるものを選ぶ。
 10:30頃、ホテルに戻り、最後の整理をし、荷物をホテルに預ける。チェックアウトし、ロビーで迎えの車(ランドクルーザー)を待つ。約束の11:30になっても来ない。11:50頃にやっと来た。11:00頃から駐車場で待っていたとのこと。運転手への連絡が徹底していなかった。先ずNEXへ行く。タイ航空の10日の便の12日への変更はまだウェイティングとのことなので、車でのカトマンズへの帰りは、当初予定の10日を9日とする。NEX向かいのHot Breadでパンを買い、後続部隊の迎えのために空港に向かう。途中ホテルキドの日本料理店田村で弁当を受け取る。
12:30頃、空港に着く。堀田氏等が出てくるまで時間があったので、車の中で弁当を食べる。13:00頃、到着客出口に行くと、12:45到着予定のTG319は既に12:25に着いていた。間もなく、堀田氏と鈴木氏が出てきた。13:30、空港を出発、トレッキングの出発地点となる麓の村シャブルベンシを目指した。
 標高約1400mのカトマンズから北へ、標高約2000mの山を越えていく。山の斜面はほとんどが段々畑になっており、点々と農家がある。時々、ワラのようなものが道路に置かれており、車に踏まれたものを風にさらし、脱穀のような作業を周辺でやっている。聞くと、酒の原料となる穀物を車に轢かせ、やはり脱穀をしているとのことであった。
ヒマラヤの遠望で有名なカカニの丘(標高2073m)の近くを越えたところのRanipauwaで、15:00頃、休憩した。東はエベレスト、西はアンナプルナが見え、すばらしい。ここから標高差約1000mを下り、17:00頃トリスリで日没を迎え、更に標高数百メートル上に上がり、Kalikasthanに、18:00頃着いた。
このすぐ先に軍の検問所があり夜は通れないため、ここに泊まることにする。粗末な宿に泊まる。シャワーは水が出ないので、顔を首筋だけ洗って済ます。夕食は、私は、買ってきたパンに紅茶、他の二人はヌードルスープ。出てきたものはインスタントラーメンだった。私は、宿代込みで170Rsであった。食事後、金の精算、明日の打合せをし、22:00頃、就寝。
明朝は、軍の検問所の開門に合わせ、6:00頃出発予定とした。運転手は、我々の意向に的確に対応してくれ、良い運転手であった。