ランタン山域(ネパール)トレッキング日々の記録 2006年1月5日

1月5日

 
 6:15、起床。用を足し、出発準備をし、7:00過ぎ、朝食。Oat porridge with honey, American pancake, ミルクティー。夕食、朝食、宿代含め、440Rs(夜のミルクティーとBoiled potatoは別)であった。
 8:00、出発。V字谷の川沿いの林間を進む。登りの勾配は比較的きつい。川との距離は昨日と似たようなものだが、標高が高くなったせいか、下草が少なくなり、川がよく見えるようになってきた。谷底の岩はますます大きくなり、水は落ちるように流れ、水の泡立ちは途切れなく続いてゆく。10:00頃、Gumnachokで休憩。建物はまだ日陰にあり、気温は部屋の中で1〜2度であった。ミルクティーを飲む。出発する頃、外は、ドーメン以来始めて日が当たってきた。この頃から、時々、ランタンリルン(7248m)が見えるようになってきた。
 Tibet Hotelに、12:30、到着し、鈴木氏と食事にする。ゆでたジャガイモとチキンスープ(肉は入っていない)で220Rs。この頃から、谷の勾配がゆるやかになり、谷の形がU字になり谷の幅が広がってきた。ただ、U字谷の底を進んでゆくため、ランタンリルンは見にくくなってきた。ここからは、今夜宿泊予定のランタン村近くまで見通せる。右端に見えるのがゴンバ、青い屋根はタンシャップ、右端は国立公園事務所だそうだ。ランタン村までは、多少のアップ、ダウンはあるが、ゆるい勾配で登ってゆく。昼過ぎは、日向で20度前後、日陰で15度前後、標高の割に暖かい。もっと寒い雪と氷の世界を想像していたので、少し期待外れである。下りの韓国人がまあまだと言っていたので、このことかと思った。ビューポイントに登るしかない。
 16:00頃、ランタン村に着いた。今日も、標高差約1000m上がった。登りは、ゆっくり歩かないと苦しかった。ランタン村のはるか彼方にガンチェンポが見えるが、村の奥の丘にさえぎられ頂上付近しか見えないため、丘に登り、写真を撮ってきた。約1時間かかった。泊まったのは、シャングリラGuest House。珍しく、湯の出るシャワーがある。これは、宿泊とは別料金である。部屋は二階の角部屋である。シャワーとトイレは一部屋に収まっており、床はタイル張りで、トイレの部分が40cmぐらい高くなっている。シャワーを浴び、下着の洗濯をした。滑って、トイレの台の角に首の後ろをぶつけた。後頭部でなくてよかった。非常に危ないところであった。19:00頃から夕食。同宿には、他にスロベニヤの女子学生と会社勤め3年目の日本人男性が居た。食堂で、雑談を楽しむ。夕食は、白ご飯、炒め野菜、卵焼き、ミルクティー、持参のインスタント味噌汁、ふりかけ。今日の炒め野菜はカレー味でうまくなく、ご飯も昨日よりパサついていた。また、私がカトマンズで買った缶詰のライチーを3人で食べた。明日は、スロベニヤの女子学生に合わせ、6:30朝食、7:00出発予定となった。
 部屋は、すきま風が入るらしく、カーテンがゆれている。